外資系エンジニア視点で見る、ソフトウェアエンジニアに求められる英語力とは?

こんにちは、MIYACHIN (@_38ch) です。

この記事では、ソフトウェアエンジニアに求められる英語力がどれくらいのレベルなのかを、個人的な視点で書いていきます。
ただ、ソフトウェアエンジニアと一口に言っても、様々なタイプなエンジニアがあると思うので、本記事では、シンプルに内資系企業・外資系企業の二つに分けて説明していきたいと思います。

目次

  1. 僕の仕事内容紹介
  2. 内資系企業で求められる英語力とは?
  3. 外資系企業で求められる英語力とは?
  4. 必要最低限な英語力を獲得するための最短ルート

僕の仕事内容紹介

この記事を書いている僕は、新卒で大手外資系IT企業にソフトウェアエンジニアとして入社し、2019年4月でちょうど3年間勤務したことになります。

主な仕事内容は、製薬企業向けのAI搭載型営業支援ツールを開発しており、クライアントの要件を日本側で定義し、タスク化したのち、中国やフィリピンのディベロッパーに作業をお願いしています。一緒にアプリを開発しているメンバーは中国に3人、フィリピンに3人ほどおり、コミュニケーションは基本的にはslackベースです。

数ヶ月おきに現地に足を運び、Face to Faceで進捗を確認したり、複雑な仕様を説明することもあるので、その時は、普段とは違いスピーキングやリスニングが求められます。

学生時代は、1年カナダ(トロント)でワーキングホリデーをしていたので、その時に勉強した英語でなんとか対応できている(のか?)と思っています。

内資系企業で求められる英語力とは?

僕の場合は外資系企業なので、英語を使う機会が多いかと思いますが、一般的な日本企業の場合はどれくらいの英語が求められるのでしょうか。

結論から言うと、TOEIC600点レベルのリーディングスキルさえあればなんとかやっていけるかと思います。

このTOEIC600点レベルのリーディングスキルというのは、わからないことがあったら英語でググって英語のサイト(例えば、stack overflowなど)に書かれていることをなんとなく理解するレベルのことを意味しています。

例えば、こういうstack overflowあったとして、

この質問者が自分と同じような課題を抱えていて、回答者は、何個かのPythonからMySQLに接続するためのオプションをメリットデメリットと共に紹介しているということが、10~20秒くらい全体を眺めて理解できれば十分です。

もちろん、Qiitaなどの日本語のサイトだけでググることも可能ですが、英語のサイトを選択肢に加えるだけで、解決策が見つかる可能性は5倍にも10倍にも広がるので、英語でググれるというスキルはソフトウェアエンジニアとして必須のスキルだと思います。

ただ、SIerとかはググる必要すらないレガシーな技術で開発している、もしくは、セキュリティの都合上ネット環境がなく、ググることすらできない環境もあり得るのでその場合は、英語能力がなくてもやっていけます。

外資系企業で求められる英語力とは?

外資系の場合は、上記のリーディングスキルに加えて、実際に英語を使って会話をするスキルやライティングのスキルが求められるケースが多くなってくるかと思います。

例えば、僕のようなケースで海外のメンバーと一緒にプロジェクトを進めていくパターンです。

日本の開発タスクの一部を中国やフィリピンにアウトソーシングしていますが、その際に、アプリの仕様を英語で書いたり、進捗報告を受けたり、実際にSkypeで会話、現地に出張して会話ということがありえます。

そうなってくるとTOEICでいうと750点前後以上の英語スキルくらいは求められるのではないでしょうか。もちろん一概にTOEICスコアで測れるものではないと思いますが、僕が大学4年生の時に受けたTOEICが745点で、僕の周りの同期で海外とやりとりしている同期もやはり、850点-900点はスコアを持っている印象です。

ただ、外資系であっても、全員が全員海外のメンバーとやりとりをしている人ばかりではなく、コードがかけて、英語でコミュニケーションができる人は全体の20%くらいのような気がします。

必要最低限な英語力を獲得するための最短ルート

すでに書いた通り、必要最低限な英語力を身につけるためには基本的な読解力を身につけることをお勧めします。一般的な日系企業で働くために必要な英語力はTOEIC600点とすると、2~3ヶ月くらい1日1~2時間くらい勉強すれば身に付く範囲ではないでしょうか。

実際はこのへんはセンター英語をちゃんとやっていれば理解できるレベルかと思います。参考書は紹介するまでもないかと思いますが、TOEICの過去問とかをひたすら解き続けたりすればいいのではないのでしょうか。

単語を覚えるのであれば、Mikanというアプリがおすすめです。

加えて、外資系で求められるケースが多くなる、スピーキング、ライティングなどに関しては、TOEICでは網羅できません。その場合は、

  • 海外に行って英語に触れる
  • 国内でどうにかする

という二つの選択肢があります。

学生であれば、1. の選択肢として、フィリピン短期留学がおすすめです。僕がいま学生だとしてもフィリピンの短期留学を選ぶと思いますね。欧米圏よりも安価でかなりストイックにトレーニングしてくれるようです。社会人で1ヶ月くらい有給が取れるという人でもチャンスですね。

社会人で時間がないという方は、週末にmeetupに参加するのが良いと思います。

そこで外国から日本に来ている人たちとコミュニケーションが取れます。いわゆるLanguage Exchangeというもので、日本人は外国人に日本語を教え、外国人は日本人に母国語を教えます。かかる費用はカフェ代くらいなので、活用しない手はないでしょう。

もしくは、Netflixなどで、アメリカのドラマや映画などを毎日みるのも有効です。僕の場合は、BigBangTheoryというコメディドラマを毎日一話見ながら日常で使えそうなフレーズをピックアップしています。

正直なところ、一般的な日系企業レベルのソフトウェアエンジニアが求められる英語スキルは、センター試験レベルの英語で十分だと思いますが、その一方で、英語を使った海外のエンジニアとのコミュニケーションができる人材はかなり重宝されます。

エンジニアとして給料を上げていきたい場合は、スキルとして持ち合わせておくことを強くお勧めします。